1.令和5年分 民間給与実態統計調査結果について(令和6年9月27日)
国税庁が令和6年9月25、「令和5年分 民間給与実態統計調査結果について(令和6年9月)」を公表した。令和5年分の調査の結果のポイントは、次のとおり。
(1)令和5年12月31日現在の給与所得者数
令和5年12月31日現在の給与所得者数は、6,068万人(対前年比1.7%増、102万人の増加)。
また、令和5年中に民間の事業所が支払った給与の総額は232兆9,072億円(同0.7%増、1兆6,432億円増)で、源泉徴収された所得税額は12兆61億円(同0.3%減、363億円の減少)。
なお、給与総額に占める税額の割合は5.15%。
(2)1年を通じて勤務した給与所得者について
①給与所得者数:
5,076万人(対前年比0.0%減、1万人の減少)、その平均給与は460万円(同0.4%増、19千円の増加)。
②男女別:
a)給与所得者数:
- 男性2,887万人(同1.3%減、39万人の減少)
- 女性2,189万人(同1.8%増、38万人増)
b)平均給与:
- 男性569万円(同0.9%増、52千円増)
- 女性316万円(同0.7%増、21千円増)
c)正社員(職員)、正社員(職員)以外の平均給与:
- 正社員(職員)530万円(同1.3%増、70千円の増加)
- 正社員(正職員)以外202万円(同0.70.7%増、14千円の増加)
③給与所得者の給与階級別分布:
- 男性最多:年間給与額400万円超500万円以下の者が504万人(構成比17.5%)
- 女性最多:年間給与額100万円超200万円以下の者が449万人(同20.5%)
詳しくは、こちらをご覧ください。
<国税庁:令和5年分民間給与実態統計調査>
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2023/minkan.htm