1.戸籍に振り仮名が記載されます(令和7年5月26日施行予定:法務省)(9月18日)
令和5(2023)年6月2日、戸籍法の一部改正を含む「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」(令和5年法律第48号。以下「改正法」という。)が成立し、同月9日に公布された。
戸籍においては、氏名の振り仮名は記載事項とされておらず、戸籍上公証されていなかったが、この改正法の施行により、戸籍の記載事項に氏名に加えて、新たにその振り仮名が追加されることになる。
改正法は、令和7(2025)年5月26日施行予定。
法務省専用ページにて、施行日及び届書の様式について確認できる(令和6年9月17日更新・公表)。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<法務省:戸籍に振り仮名が記載されます/施行日及び届書の様式について更新しました>
https://www.moj.go.jp/MINJI/furigana/index.html
2.令和5年人口動態統計(確定数)の概況(9月18日)
令和6年9月17日、厚生労働省は、「令和5年人口動態統計(確定数)の概況」を公表した。
人口動態統計(確定数)は、毎年作成されており、今年6月に公表された令和5年人口動態統計月報年計(概数)に修正を加えたもの。 調査結果のポイントは次のとおり。
- 出生数減少:72万7,288人(過去最少・8年連続減少、対前年比44万3,471人減少)
- 死亡数増加:157万6,0166人(過去最多・3年連続増加、同6,966人増加)
- 自然増減数減少:△84万8,728人(過去最大減少・17年連続減少、同5万437人減少)
- 死産数増加:1万5,534胎(前年より355胎増加、死産率(出産(出生+死産)千対)は 20.9、前年より上昇)
- 婚姻件数減少:47万4,741組で減少(同3万189組減少)
- 離婚件数増加:18万3,814組(同4,715組増加)
なお、出生数が過去最少・合計特殊出生率が過去最低ということのほか、死亡数が過去最多であった、とのこと。
詳しくは、下記アドレスにてご確認いただけます。
<厚生労働省:令和5年(2023)人口動態統計(確定数)の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei23/index.html