1.令和5年の雇用動向調査、公表 (8月27日)
令和6年8月27日、厚生労働省は、令和5年「雇用動向調査」の結果の概要を公表した。
入職率、離職率ともに上昇、入職超過率は拡大しているとのこと。
<調査結果のポイントの一部>
(1)入職率、離職率及び入職超過率
- 入 職 率:16.4%(前年比1.2ポイント上昇)
- 離 職 率:15.4%(前年比0.4ポイント上昇)
- 入職超過率:1.0ポイント(入職超過)(前年比0.8ポイント拡大)
(2)就業形態別入職率及び離職率
- 一 般 労 働 者:入職率12.1% 離職率12.1%(前年比、入職率0.3ポイント上昇、離職率0.2ポイント上昇)
- パートタイム労働者:入職率27.5% 離職率23.8%(前年比、入職率3.3ポイント上昇、離職率0.7ポイント上昇)
詳しくは、下記アドレスにてご確認いただけます。
<厚生労働省:令和5年 雇用動向調査結果の概要>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/index.html
2.派遣労働者の労使協定方式にて適用される令和7年度の一般労働者の賃金水準等(8月27日)
令和6年8月27日、厚生労働省は「派遣社員の同一労働同一賃金」にて、「「同種の業務に従事する一般労働者の賃金水準(令和7年度適用)」、「労使協定方式における独自統計の協議」を公表した。
派遣労働者の待遇決定方式の一つである「労使協定方式」については、「同種の業務に従事する一般労働者の賃金」と同等以上であることが要件となっており、今回公表されたのは、令和7年度に適用される当該賃金の水準に関する局長通達など。
詳しくは、下記アドレスにてご確認いただけます。
<厚生労働省:派遣労働者の同一労働同一賃金について>(更新されたのは下記アドレスページの下の方の「NEW」)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077386_00001.html
<厚生労働省:労使協定方式 ~同種の業務に従事する一般の労働者の平均的な賃金の額~(賃金構造基本統計調査による職種別平均賃金(時給換算))>
https://www.mhlw.go.jp/content/001294218.pdf
3.令和6(2024)年度の地域別最低賃金、出揃う(8月29日)
厚生労働省は、令和6年8月29日、都道府県労働局地方最低賃金審議会が答申した令和6年度の地域別最低賃金の改定額(以下「改定額」)を取りまとめ公表した。
■令和6(2024)年度の地域別最低賃金の出揃う - Epic & company ページ! (epic-company.net)
令和6年度 地方最低賃金審議会の答申のポイント
- 47都道府県で、50円~84円の引上げ。
- 改定額の全国加重平均額は1,055円。
- 全国加重平均額51円の引上げ。
- 最高額(1,163円)に対する最低額(951円)の比率は、81.8%
詳しくは、下記アドレスにてご確認いただけます。
<厚生労働省:全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました>