□令和6年度地域別最低賃金改定の目安、全ランク50円の引き上げ 全国平均は時給1,054円(厚生労働省:7月25日)
令和6年度の地域別最低賃金額改定の目安について、厚生労働省から公表された。
地域別最低賃金額〔時給単価表示されるルール〕の各都道府県の引上げ額の目安は、Aランク50円、Bランク50円、Cランク50円・・・。
目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合の全国加重平均は1,054円。全国加重平均の上昇額は50円(昨年度43円)、引上げ率に換算すると5.0%(昨年度4.5%)、となる。
<A>
埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
<B>
北海道、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、福岡
<C>
青森、岩手、秋田、山形、鳥取、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
<厚生労働省:令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41785.html
□2024(令和6)年3月新卒者の内定取消し、47人(厚生労働省:7月19日公表)
2024年(令和6)年3月に大学や高等学校などを卒業して就職を予定していた人のうち、内定取消しや入職(入社)時期繰下げ(延期)となった方の状況(令和6年6月末現在)を取りまとめたものを公表。
なお、内定取消しが「事業活動縮小を余儀なくされているとは明らかに認められない」などの要件に該当する場合には、事業所名を公表できることになっており、公表対象となる事業所が1つあった。
<厚生労働省:令和6年3月新卒者内定取消し等の状況を公表します>