□最低賃金の審議会(労働側「67円の引上げ要求)
7月18日の厚生労働省中央最低賃金審議会(厚労相の諮問機関)の小委員会にて、労働者側の委員は現行水準から67円引き上げ、全国でおよそ半分の都道府県で最低賃金を1,000円以上にするよう求めた。
一方、経営者側は慎重な姿勢を示し、今後、労使で水準を詰め、引上げ額の目安について、7月中にも取りまとめる方針。
□中小企業の賃金上昇率(過去最高2.3%)
7月10日、中央最低賃金審議会(厚生労働省)で、常用労働者数30人未満の中小零細企業の賃金が前年より2.3%上昇(3年連続で過去最高の上昇率)となったことが示された。