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■令和4年度の地域別最低賃金改定の目安が決定

 令和4年8月2日、同日に開催された「第64回中央最低賃金審議会」に於ける、令和4年度の地域別最低賃金額改定の目安について、厚生労働省より公表されました。

 

 この答申のポイントは、次のとおりです。

 

≪ランクごとの目安≫

 各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク31円、Bランク31円、Cランク30円、Dランク30円。

 全国加重平均の上昇額は31円(昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額)、引上げ率に換算すると3.3%。

 

 今後は、各地方最低賃金審議会で答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります(適用は、令和4年10月頃から)。

 

 なお、目安どおりに改定されると、令和4年度の地域別最低賃金額は、全国加重平均額で961円となります(現在は930円)。これを、地域別(都道府県別)にみると、最も高い東京都が1,072円、最も低い県が850円となります。

 

 

 詳しくは、下記よりをご確認覧ください。

 

<厚生労働省:令和4年度地域別最低賃金額改定の目安について>

 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27195.html