先日、「小学校休業等対応助成金・支援金」再開について触れさせていただきました。（■「小学校休業等対応助成金・支援金」再開について - Epic & company ページ！ (epic-company.net)）
２回のワクチン接種済の割合が上昇し、東京の新規感染者数も少し落ち着いた印象のなか、「小学校休業等対応助成金・支援金」再開について多少の違和感を抱かれている方も少なくない印象です。
厚生労働省が同省ＨＰにて２０２１（令和３）年９月９日時点における「保育所等における新型コロナウイルスによる休園等の状況」を公表しておりますが、これによると、９月９日時点で休園した認定こども園や認可保育所などは少なくとも、北海道、青森、秋田、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、愛知、京都、大阪、和歌山、島根、広島、山口、宮崎の１６都道府県で１２６カ所。同日までの累計では、感染者が発生した保育所は５，６２７カ所、関係する感染者は保育士ら職員５，５５０人、利用乳幼児６，７５１人とのこと。
小さいお子さんを抱える従業員を雇用されている場合には、保育所等における新型コロナウイルスによる休園等も鑑みて、予め、勤務体制を整えるように打ち合わせしておく方が良いのかもしれないと考えます。
なお、「小学校休業等対応助成金・支援金」ですが、令和２年度では休校・休園で仕事を休まざるを得なくなった保護者が、会社・事業主を通じて助成金を申請できる制度でしたが、再開する同助成金・支援金は、個人でも申請できるようにする予定とのことですので、事前に打ち合わせておかないと、無法状態となってしまう可能性も御座います。
よって、２回のワクチン接種済の割合が上昇し、東京の新規感染者数も少し落ち着いた印象に流されず、一度、社内体制の確認を行う良いきっかけとしていただいてはいかがかと考えます。
詳しくは、下記にてご確認ください。
＜厚生労働省：小学校休業等に伴う保護者の休暇取得支援について ～小学校休業等対応助成金・支援金を再開します～＞
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20912.html
＜厚生労働省：保育所等における新型コロナウイルスによる休園等の状況（９月９日（木）14時時点各自治体報告集計分）＞